• 会長ご挨拶

会長ご挨拶

Greetings

ご挨拶

 皆さん、こんにちは。会長の三日木 人(MikagiJin)です。
 当会「三好一党会」は、三好ご宗家第15代ご当主の三好喬様を名誉会長とし、令和6年(2024)に誕生した三好長慶及び三好一族の顕彰サークルです。
 私はこれまで故郷・徳島県三好市の「三好長慶ふるさと会」(大西一小会長)等の後援を得て、三好三部作といわれる『新・三好長慶伝』『三好長慶の遺命』『十河一存伝』を上梓するとともに、三好長慶の事蹟や政治理念等を研究してまいりました。
 三好長慶という武将は、「下剋上」というイメージで長らく語られてきましたが、それを言うならば北条早雲、斎藤道三、毛利元就、織田信長、さらには織田家を乗っ取った豊臣秀吉、今川家を降した徳川家康らも、すべて下剋上から成り上がっています。
 三好長慶は下剋上の人物というよりも、信長・秀吉・家康の三英傑に先駆けて、戦国乱世の終熄と天下静謐を志したキング・オブ・キングとして捉えるのが、これからの時代のトレンドといえましょう。
 こうした観点から、近年、三好長慶の再評価が進んでおり、その事蹟として、織田信長より25年早く導入した鉄砲戦略、権威の城としての石垣の城づくり(飯盛山城)、家臣に対する能力・実力主義の導入、キリスト教の布教許可、海外貿易等を重視した経済政策、形骸化した足利幕府ぬきでの独自政権樹立などが広く知られるようになりました。
 また、三好長慶は陸の覇王というだけでなく、阿波水軍の棟梁、すなわち海の王者でもあり、連歌や侘茶を嗜む戦国きっての風流人、文化人でもありました。
 ぜひ、会員皆様には、三好長慶及び三好一族の歴史的業績を機会あるごとにSNS等で拡散いただき、その社会的知名度と評価を高めていただきますようお願い申し上げます。

三好長慶大河ドラマ脚本案

■三日木 人オリジナル作品「三好長慶大河ドラマ脚本案」
以下、4作(メディア未発表)ご自由に閲覧ください(無断での転載不可)。
※なお、③は三好長慶生誕500年記念『大河ドラマストーリー』誌に収載。

会長 三日木 人(   みかぎ じん)
■三日木 人著 「三好三部作」三好長慶aroundシリーズ